「女性活躍・働き方応援シンポジウム」を開催しました!


 茨城県といばらき女性活躍・働き方応援協議会は、
2025年2月14日(金)に「女性活躍・働き方応援シンポジウム」を開催しました。


 本シンポジウムは、女性活躍や働き方の現状、今企業が取り組むべきことについて考え、企業における女性管理職の
登用や、女性自身もやりがいを実感し働くことができる社会につながることを目的に開催したものです。

 昨年に引き続き、会場(ザ・ヒロサワ・シティ会館)とオンラインのハイブリット形式で開催しました。


チラシデータ


リーフレットプログラムデータ


 

第1部 女性リーダー登用先進企業表彰 

 茨城県では、職場においてリーダーとなる女性人材の育成や管理職・役員への登用促進に積極的に取り
組み登用実績が優れている企業を表彰しています。

 令和6年度は過去最多の7社が受賞され、知事から直接表彰状を授与されました。
 また、受賞企業の取組を優良事例としてご紹介しました。


【優秀賞】 【優良賞】

【奨励賞】
浅野物産株式会社(建設業、つくば市)

第2部 ダイバーシティ&インクルージョン講話

【講師】茨城県ダイバーシティ推進ディレクター 小田木 真代
  

〇 人口減少やグローバル化、世界情勢の変化による様々な影響など、将来の予測が困難な「非連続の時代」
 において、持続可能な社会を創っていくためには、D&Iの考え方が重要になっている。

〇 企業がD&Iに取り組むことで、売上高や生産性が上がるというデータもあり、また、就職する学生にとっても
 企業のD&I推進は、注目すべきポイントになっている。

                                                                                                                                                        

 第3部 基調講演

ダイバーシティと企業価値向上~企業の持続的成長を実現させる鍵~
【講師】福島 敦子
 ()氏  ジャーナリスト
           
〇  多様な人材の知見を集めることで、顧客の多様なニーズに対応したイノベーションの創出につながる。
  また、リスクマネジメントの観点からも、多様な視点があることは有効である。

〇 多様な人材が最大限の力を発揮する組織づくりのためには、組織内で自分の意見や考えを率直に発言できる
 「心理的安全性」を高めることが重要。素晴らしいアイディアや気づきがあったとしても、伝えることが
 できなければゼロに等しいため、「心理的安全性」を高めなければ、ダイバーシティを活かすことはできない。

〇 女性はもとより、多様な人材を受け入れ、全ての人々が自身の多様性を活かしつつ、最大限に能力を発揮
 できるようにしていくことが、企業価値向上につながるため、企業にとってダイバーシティは経営戦略
 そのものである。