認定企業紹介

松尾建設株式会社

代表者名 代表取締役
松尾 拓也
事業内容 土木工事業
所在地 稲敷郡阿見町実穀1333番地 従業員数 16名
業種 建設業 URL https://matsuo-kensetsu.co.jp

働き方改革に取り組もうとした背景は

○令和6年4月から建設業で『時間外労働の上限規制』が原則通り適用される
○茨城県で週休2日制工事が導入され、より確実な労務管理が求められる

取組

勤怠システムを導入し、全従業員スマートフォン打刻にした。

成果

自分の労働状況(残業等)や休暇管理(有休等)等の情報も、各自のスマートフォンにて都度確認可能になった。

取組

スマートフォンによる出退勤記録、有給申請を可能にした。

成果

R5年度有給取得日数:前年比172%up、R5年度有給取得時間前年比159%upした。

取組

勤怠システム(各自のスマートフォン)で業務実績を入力し、報告業務時間の短縮へ繋がった。

成果

パソコンを立ち上げて入力、現場終了後に会社へ戻り報告等の時間的・場所的拘束が大幅に削減された。

取組

業務実績を入力して「日報」替わりとし、“業務の見える化”へ繋がった。

成果

時間を要している現場・作業が分かる⇒作業の進捗状況に合わせて人の配置を采配出来るようになり⇒作業の効率化が図れた。

取組

経理ソフトが工事台帳、勤怠システムの出退勤データと連携。

成果

業務実績データはExcel変換可能で、手作業ミスの削減、工事台帳へ反映する集計作業時間が大幅に削減された。

取組

残業時間が36協定を超えない、有休年5日消化を促すアラート機能を設定し、確実に達成出来るようになった。

成果

総務部からの注意喚起する労力・時間が大幅に減った。

取組

スマートフォンによる出退勤記録開始前から「運用ルール」を共有化(工事部は現場へ“直行直帰”の為)。

成果

出退勤の打刻のタイミングを理解し、労働時間と休憩時間の区別も明確になり、社内共有出来た。

取組

代休、振替休日:分かり辛い内容なので、スマートフォン打刻導入のタイミングで定期的に何度も説明。
 

成果

「振替休日」で対応する現場が増え、「所定休日に現場が稼働しても別日で休む」のが少しずつ浸透してきている。
 

取組

健康診断の人間ドック補助制度を開始(一定の利用条件あり)。健康管理への意識を高めてもらう。

成果

体調が悪い場合は先ず会社へ報告、無理しない(現場・職場へ行くことで二次被害が起きる)意識が浸透してきている。

総合的な成果

前回に引き続き、『会社全体のコミュニケーション量が格段に増えたこと』が最大の成果です。

従業員のみなさんの声

“仲間(チーム)意識”が強くなった。社内で横の繋がりが出来た。
ベテランは面倒見が良くなったし、若手は助け合い協力し合って仕事をしている。

今後の展望は

「一般事業主行動計画を確実にクリアしていくこと」を目指す所存です。

これから取り組もうとしている企業へ一言

“業務改善”を実感できる喜びがあります。