認定企業紹介

社会福祉法人朝日会 愛の里

代表者名 施設長
森 重正
事業内容 障害者支援サービス(入所施設 生活介護 グループホーム 相談支援 短期入所 日中一時)
所在地 笠間市大橋12 従業員数 69名
業種 医療・福祉 URL https://www.ainosato8131.or.jp/

働き方改革に取り組もうとした背景は

当施設は2021年より働き方優良企業認定を受け、職員のワークライフバランスの充実を図ってきている。年々増えていくデスクワークの負担を軽減し、利用者様へ直接かかわれる時間を増やす事で、利用者様・職員共により満足度の高い施設を目指すために取り組んでいる。

取組

育児休暇明けの職員の変形労働時間制を実施。

成果

育児休暇明けの女性管理職の時短勤務・育児の負担の少ない場所の管理職への配属でスムーズな職場復帰が出来た。

取組

利用者様のバイタル、体重等のデータをタブレットで記録。

成果

今まで紙媒体だった利用者様の日々のバイタルデータをタブレットでの記録、クラウド管理にしたことで、より簡単に使いやすくした。

取組

必要に応じた利用者様への見守りセンサーの導入。

成果

要支援が必要な方の状態確認のために見守りセンサーを導入し、プライバシーを守りながら、職員がより安心して業務に当たれる環境を作った。

取組

障害者福祉動画研修サイトへの登録。

成果

動画研修サイトを契約し、業務の中で10分程度の研修動画を必要に応じて見られる環境を作った。新人教育としても活用している。

取組

介護休暇の取得実績。

成果

職員のご家族の介護支援必要期間(今回62日間)に介護休業を取得してもらい、より安心して働ける環境を作った。

取組

50代、60代の職員登用。それぞれの年齢・スキルで活躍できる職場づくり。

成果

利用者様が日中に行う生産活動としての農業のサポートに地元農家の方や、グループホームの世話人、夜勤者に主婦の方を登用し、年配の方でも活躍してもらえる環境を作った。

取組

有給休暇取得推進の声掛け

成果

必要に応じて有給取得の声掛けをおこない、年々自主的に取得する職員が増えてきている。

取組

勤怠管理にリモート打刻を導入

成果

必要に応じて職員各自のスマートフォンでの打刻を実現。これにより研修や早朝の勤務でもスムーズな打刻を可能にした。

取組

職員の自己研鑽の研修に特別休暇。

成果

社会福祉士の受験資格を得るための通信教育に必要なスクーリング、実習に特別休暇を付与。職員が働きながら無理なく資格取得が出来る仕組みを作った。

総合的な成果

ここ数年かけて取り組んできた働き方改革によって、職員の残業時間は削減でき、常勤職員の離職率の低さもキープすることが出来ている。利用者さんと直接関わる時間も増やすことが出来、みんなの満足度の向上に繋がっている。

従業員のみなさんの声

最初は記録の電子化など不安に感じるところもあったが、実際に活用してみたところ、従来よりもスムーズになったと感じた。今後もデータを活用して業務の効率化を目指していきたい。

今後の展望は

業務のDX化、書類のペーパーレス化を進め、利用者様への直接的な支援以外の仕事をよりスムーズにする。これにより、利用者様と向き合う時間を増やし、支援の質を高めつつ、職員のスキルアップにもつなげていきたい。

これから取り組もうとしている企業へ一言

私たちの施設もICT化というところではまだまだですが、新しいことを取り入れていく際に無理のない範囲から徐々に取り組んで、まずはなじんでもらう事が導入が上手くいくステップかと。いっしょに職員満足度の高い職場を目指していきましょう。