認定企業紹介

社会福祉法人 仁心会

代表者名 理事長
丹野 大
事業内容 社会福祉事業
所在地 水戸市酒門町1177番地3 従業員数 83名
業種 医療・福祉 URL https://swc-jinshinkai.com/

働き方改革に取り組もうとした背景は

人材が多様化する現代において,多様な働き方,業務の効率化を推進していく必要があり,当法人において,介護職員の夜勤明けが休みになってしまう問題や,残業時間の短縮等「働き方改革」に取り込む必要があると感じたため。

取組

介護職員の夜勤明けが休みになってしまい,職員の身体が休むことが出来ない。

成果

令和5年6月から週休3日制度を導入し,夜勤を行う職員の身体の負担軽減に繋がった。

取組

見守り機器,タブレット端末、介護ソフトのクラウド化,シフト作成ソフト,献立作成ソフト,ICカードを活用した勤怠管理システム等のICT機器を導入し,職員の業務効率化および負担軽減をしている。

成果

職員の業務効率を図ることができ,残業時間の短縮に繋がっている。(1人あたりの残業時間平均1.7時間…産業平均5.5時間)

取組

法人で顧問弁護士,社会保険労務士,税理士と契約し,業務の一部をアウトソーシング化した。

成果

専門性の高い分野をアウトソーシングすることにより,業務の負担軽減および効率化に繋がっている。(利用料未収金,社会保険に関する手続き,決算業務の回収等)

取組

シフト作成時に有給休暇が取得出来るように調整し,取得率70%を目標にする。

成果

8月1日現在,有給休暇の取得率72.2%を達成できた。

取組

茨城県の「いばらきダイバーシティ宣言」に参画
宣言をしたことを職員に周知

成果

障害者雇用率3.6%を達成(法定雇用率2.3%)。外国人技能実習生の採用,留学生の採用を行った。定年退職後の再雇用を推進し,60歳~65歳以上の職員の採用を行っている。

総合的な成果

当法人は平成29年11月に設立し,本年で6年目を迎えるが,定期的に業務改善を行い,業務の効率化,時間外労働の短縮,有給休暇の取得率向上,多様な人材の活躍等働き方改革を推進することが出来ている。

従業員のみなさんの声

「週休3日制度の導入により,腰痛の負担軽減が出来ている。」「週休2日のときより,身体が楽になって良かった」との声あり。

今後の展望は

令和5年9月にひたちなか市に「(仮称)特別養護老人ホームかつた」をオープン予定であり,職員採用に向けてより職員が働きやすい環境整備及び適切なサービス求められる。有給休暇の取得率を75%を目指す,週休3日制度をより周知していく等働き方改革優良企業として「働き方改革」をより推進していきたい。

これから取り組もうとしている企業へ一言

職員会議や,面談等を活用し職員のニーズと会社が求めるサービスの摺り合わせをしていく必要がある。業務の効率化だけではなく,その先にある職員への還元をセットで行う必要があると思う。