桂建設株式会社

働き方改革に取り組もうとした背景は

これから子育てをする世代の入社が増加したことと、積極的に採用活動するためのアピールポイントにするため働き方改革に取り組んだ。

１	取組半日単位の有給休暇の導入。成果子育て世代のスタッフの有給が取得しやすくなった。

２	取組未就学児を育てるスタッフに子の看護休暇（有給）を5日間（時間単位）付与した。成果子どもの体調で早退が続いた時に利用しやすくなった。利用率は60％。

３	取組従業員間の連絡ツールとしてラインワークスを導入。人員配置や現場地図、その他連絡事項など毎日打ち合わせ後に共通のトーク画面に投稿している。成果業務効率化につながっている。

４	取組フリーアドレスデスクを導入。成果工事チームごとに座席位置を変更でき、人材育成・業務の効率化につながっている。

５	取組人材育成チームを発足。定期的な面談や定例会議を実施している。成果現場や経理、若手の意見が通りやすくなった。退職者が劇的に減った。

６	取組残業時間が多いスタッフや有給を消化できていないスタッフに面談を実施。成果何に時間がかかっているかを把握し、業務を平準化している。

７	取組共有フォルダをクラウド化した。成果各現場事務所からアクセスできることにより、業務効率化・残業削減につながっている。

８	取組ノー残業デーの導入（月2回、水曜日に実施）成果定時に会社を出れるように、工夫することが増えた。

９	取組新しい職種、建設ディレクターを採用した。成果今年からの採用で育成中だが、現場監督の書類を手伝う職種なので残業削減効果が見込まれる。

１０	取組生活習慣病のスタッフが多かったので、健康管理にも気を使っている。定期的な呼びかけやメッセージを送付。昨年より健診の結果が向上したスタッフにはクオカードを進呈している。成果昨年の健診結果向上者は4名だった。今年は5名以上を目指す。

若者や子育て世代、介護世代が働きたい企業を目指し、働きやすさ、業務の効率化アップを進めていく。

若手の意見が通りやすくなった。資格取得支援や有給の計画取得などを進めているので働き方改革が進んでいる実感がある。

現場、事務側にもIT導入を進め、生産性を上げ育児や介護をしながらも働きやすい会社を目指す。

初めは変化が見えにくいですが、従業員が働きやすい職場になると優秀な人材も増えていくと実感した。採用に悩んでいる企業は是非取り組むことをお勧めします。