女性ロールモデルインタビュー

株式会社三友企画

カスタマーサービス部兼オフィス統括部長 堀江 幸恵さん

プロフィール・経歴

 前職の会社を結婚、子育てを機に退職。2010年に株式会社三友企画に入社。 2023年に現職に就任。主に、事故処理部門のスタッフの統括及び事故処理業務を担当し、現在勤続16年目となる。

三友企画への入社と今の役割

 私は2010年4月に三友企画に入社いたしました。前職も保険会社におりましたが、結婚と子育てのために一度仕事を離れていた時期があります。その後、事務職を経て、「ずっと働けるような会社に転職をしたい」と考えていたところ、今の会社の創業者から声をかけてもらったのがきっかけです。
 現在はオフィス統括部とカスタマーサービス部の部長を務めています。オフィス統括部では事務部門のスタッフの統括を行い、カスタマーサービス部では事故業務や事故処理の援助を担当しています。
 部長職のお話をいただいたときは、正直に言うと自信はありませんでした。心の中ではびくびくして、「本当にできるのか」という思いもありました。それでもすぐに「やります」とお引き受けしたのは、とにかくやってみようという気持ちが強かったからです。この会社にはサポートしてくれる方が多いので、なんとかなるだろうという安心感がありました。

支えになったロールモデルの存在と「1on1」での成長の実感

 私の支えになったのは、ロールモデルとなる女性の先輩の存在です。定年まで長年勤め上げたその方が、道を作ってくれていたからこそ、「私もできるかな」と自然に思えました。
 管理職になってからは、自分のことだけを考えればいいわけではなくなりました。チームメンバーの成長や育成に責任を持つようになり、その成長がうまくいかない原因が自分にあるのではないか、と重く感じることもあります。しかし、メンバーの成長を感じたときは、この職に就いてよかったと心から思います。
 毎月行っている「1on1」の面談では、数ヶ月前に弱音を吐いていた社員が大きく成長している姿を肌で感じることがあり、それは大きな喜びです。また、事務部門では毎週水曜日に電話応対のロールプレイングを行っています。実際の事例などを踏まえ、お客様役と代理店役に分かれて取り組んでおり、スタッフ一人ひとりがお客様への丁寧な応対力を身につけています。

助け合いの中で両立した子育て期間

 私が入社したとき、子供は3歳と1歳で、まだ保育園に通っていました。下の子が喘息を持っていたため、入院したり、何日かお休みをいただいたりすることもありました。家庭と仕事の両立において、当時は苦労もありましたが、周りの環境が整っていたことに救われました。
「その分は引き受けるよ」と快く言ってくれる先輩社員がいたことが、本当に心強かったです。創業者からも、「手が離れたときに、その分会社に貢献してくれればいいんだぞ」と言ってもらえたことで、気持ちが楽になりました。現在、その子供も大学3年生になりました。
 今、社内には小学生から大学生までのお子さんを持つスタッフがいますが、かつての私と同じように、何かあったときには周りがサポートに入って業務を回しています。制度としても、1時間単位で取れる時間休があり、授業参観や面談のときだけ中抜けするといった柔軟な使い方が浸透しています。

不安を抱える女性たちへのメッセージ

 管理職を目指すことに不安を感じている方も多いと思います。「出世したくない」という声も聞きますし、やりたいかどうか聞かれても答えにくいかもしれません。でも、まずはあまり色々なことを考えすぎずにチャレンジしてみてほしいです。心配を先取りしすぎるのではなく、一歩踏み出してみれば、きっと周りがサポートしてくれます。自分が楽しそうに仕事をしていれば、自然と助けてくれる人が現れます。「なんとかなるよ」「大丈夫だよ」ということを伝えていきたいです。

2026年1月取材