女性ロールモデルインタビュー

社会福祉法人泰仁会

在宅支援課長 永嶋 あやさん

プロフィール・経歴

千葉県出身。短期大学福祉科を卒業後、千葉県内の特別養護老人ホームに入職。その後、結婚・出産・専業主婦を経て、2012年に社会福祉法人泰仁会に入職。デイサービス配属で、2023年に現職に就任。現在勤続13年目となる。

専業主婦を経て、再度介護職へ入職

以前は、千葉県内の特別養護老人ホームで3年ほど勤務した後、結婚を機に退職、専業主婦となりました。その後、もう一度介護の仕事に携わりたいと思い、社会福祉法人泰仁会に入職しました。介護福祉士と介護支援専門員の資格を持っており、現在は在宅支援課の課長として、ご利用者やご家族の相談窓口、ケアマネジャーや市役所などとの連携を担当しています。日々、多くの方と接する中で、ご利用者やご家族の生活が少しでも快適になるよう心がけています。
課長職といっても、ケアマネジャーに的確な報告ができるよう、ご利用者の状態を把握しておく必要があることから、まだ現場のプレイヤーとしても動いています。
“(施設が)あってよかった(職員が)いてよかった”の理念に近づけるよう、お客様に選ばれ最適なサービスを提供できる事業所を目指し、現場の声を大切にすることで、より良いサービス提供につなげていきたいと考えています。

管理職への不安を乗り越えて

管理職就任の打診を受けたときは、喜びよりも本当に自分に務まるのかという不安が強く、自己肯定感も低かったため、「完璧でなければ」と考えてしまいプレッシャーが大きかったです。しかし、茨城県主催の「女性のためのキャリア研修」に参加し、同じような悩みを持つ女性たちの話を聞いて、完璧さだけを求めるのではなく、自分らしさなども大切にすべきではないかと感じました。この研修で学んだことを振り返りながら、「まずはやってみよう」と考え、不安より挑戦を選択しました。
困難なこともありますが、周囲の支えに助けられ、仲間と協力し合いながら乗り越えていくことができると実感しています。
当法人施設のご利用者の方からも、「管理職に向いていたんだね」「管理職になってくれてよかった」とのお言葉をいただいたことは、とても励みになっています。

支えとなる環境と家族の存在

当法人では、「働きやすい職場 働き続けられる職場 やりがいのある職場」を目指し、育児・看護・介護休業などライフステージに合わせた制度の充実を図ることはもちろん、日頃から職員同士「お互いさま」を合言葉に、誰もが制度を利用しやすい風土を大切にしています。そのような環境こそが、働きやすさの基盤であり、女性のキャリアアップにもつながるのではないでしょうか。私たち管理職が、そうした制度や風土をより一層浸透させていく必要があると考えています。
さらに、夫が家事や育児を積極的に支えてくれることや、健やかに育つ子どもたちの存在が、安心して仕事に打ち込む大きな力になっています。家族の理解と支えがあってこそ、安心して職場での役割を果たせると思っています。

管理職を目指そうとしている女性へのメッセージ

最初から完璧を求めすぎないこと、他の人と比べず「自分らしさ」を大切にすることが重要ではないかと考えています。
管理職の仕事は結果を求められることも多いですが、挑戦する価値のある、やりがいの大きいものです。
いくつになっても挑戦を続けることが大事なのだと思います。
2025年12月取材