製造部 ファクトリーマネージャー 平井 京子さん
プロフィール・経歴
会社には、中に納める品物に合わせたオーダーメイドのケースの発注が、東京を中心に全国から来ます。ケースを木材で作る作業、ケースに合わせて生地を貼る作業、ケースの内装を仕上げ、そして全体の完成品の確認の作業をそれぞれ分担してやっています。
ケースの種類は木材、鉄板、紙などで、今は様々な機械も導入しており、ケースの中にトロフィーなどを入れる時にトロフィーがぴったりと合う土台を作る作業をカッティングプロッターで、担当者が行っております。
正確な曲線で素晴らしい土台を機械で作り、手作業と機械化を融合させてケースを作っています。他にも機械があり、少しずつ新しい進化を出していけるのが楽しみですね。
こういったアイテム発注の際に来る指示書を見ながら、納期管理を行うのがファクトリーマネージャーの仕事です。材料がいつ届いて、内職さんにどのように出して、内職さんから戻り、いつから作業が取り掛かれるか?段取りを立ててどう工程を動かしていいくか?とか考えながら作業を進めています。
急遽、急ぎで出荷してほしいケースの部材つくりを内職さんに出せず、自分で作業する時もあったし、千個単位の発注で仕様が変更になり、すべて作り直しという経験もしました。
そういった苦しさも乗り越えて、みんなで頑張って無事に納期通りに納められた時は嬉しいですし、その積み重ねが自分の自信に繋がっていると思います。
入社から指導してくれたベテランの先輩には作業効率のコツを教わりました。何度も作業を繰り返しやっていくうちに、先輩の言っていたことが、ひしひしと今になって痛感します。
最近は介護等の都合でお休みをもらうことも出てきましたが、社長も介護や子育てなど、何かあったときはなんでも相談に乗ってくれます。社員の話を尊重してくれる人だから、今でもやっていけるのかなと思います。
会社の皆さんや家族の力を借りながら、頑張っています。