代表取締役社長 菅原 翔さん
| 代表者 職名 |
代表取締役社長 菅原 翔 | 事業内容 | 各種産業用ねじりブラシの製造 |
|---|---|---|---|
| 所在地 | 稲敷郡美浦村興津1133-6 | ||
| 業種 | 製造業 | 従業員数 | 46名 |
| URL | https://www.hsmt-brush.co.jp/ | ||
当社は、長らく女性が中心の職場で、昔から女性比率が高く、現在も全体の約9割が女性社員です。管理職もすべて女性が務めています。男性社員も若い方が少しずつ増えていますが、現場での製造や管理は女性が長年担当してきました。そのため、子育て世代のパートの女性が中心となって働く環境づくりを進めております。
子育て世代の多くは、小学生や中学生の子どもがいるため、急な体調不良などによる休みが避けられません。ですが、その経験を重ねてきた女性管理職が多いので、現場ではそうしたケースへの理解が深く、働きやすい環境になっています。私たちは特に30代の子育て世代が安心して活躍できるよう、社内で配慮と対応を進めてきました。職場の雰囲気も良く、管理層が休暇取得の促進を丁寧に行うことで、社員が気兼ねなく有給休暇を活用できる環境が整っています。
これは働き方改革という大きな概念を意図したものというより、日常的な職場の実情から自然体で取り組んでいることです。
また、業務に関する具体的な取り組みとしては、一連の作業工程を目に見える形でわかりやすく整理しています。これにより、未経験者や女性でも自信を持って業務に取り組める仕組みを作りました。人員としては、1つの工程ごとに、正社員とパートさん5~6人の体制で作業をしています。
さらに、多能工化を推進し、一人ひとりが他グループでの作業の内容や順序をしっかり把握することで、急な休みが生じた場合であっても、他グループからの応援により支障なく業務が進められる体制を築いています。
パートタイムから正社員への登用も推進中で、やる気と能力のある方は積極的に正社員へと登用しています。男女比は女性が多い職場ですが、若い男性社員も徐々に増えてきていて、将来的にはバランスのとれた組織を目指しています。製造工程によっては男性の力が必要な場合もあり、役割分担を明確にしています。
今後の取り組みとしては、休暇制度の見直しを行い、社員がさらに使いやすい仕組みづくりを進めていきたいと思います。